Our Good Neighbors #1
HARVESTの器を日々の営みの中で使ってくださっているお店を訪ね、その声を届ける連載。
Fummy's Grill 恵比寿
暖かく、気軽に。大切な時間のために
今回訪ねたのは Fummy's Grill 恵比寿。日々の卸取引を通じてHARVESTの器を使ってくださっている一軒。

1996年の開店以来、旬の食材とカリフォルニアワインを提供してきた、恵比寿のカジュアルレストラン。日々の卸取引を通じて、HARVESTの器を使ってくださっている。
「暖かくアットホームな空間で、大切な方との大切な時間を、いろいろなシチュエーションに合わせて気軽に楽しんで過ごしてほしい」―多田文彦さんは、そう話してくれた。その言葉通り、カウンター越しに調理の様子を眺めながら過ごせる、気取らない空気の店だった。

Fummy's Grillがどんなコンセプトで器を選んでいるのか、多田さんに伺った。
「料理を色々な表情に引き立ててくれて、 Fummy's Grillのような店にもよく合うのでハーベストの食器を選びます」

多田文彦さん
Fummy's Grill 恵比寿
多田さんが日々手に取る器と、実際の一皿が重なる瞬間
メニューと器
マグロのペッパーソテー コチュ醬と焦がしバターソース
焦がしバターの香りとマグロ、ソース、マッシュポテトを合わせて味わう、オープン当初から愛される不動の一皿。藍色の縁取りが効いたポーラブリッサに。皿の藍がソースの黒を引き締め、マグロの赤みを一層鮮やかに見せてくれる。
鶏のレバーパテとイベリコ豚の生ハムの盛り合わせ
レバー好きにはたまらない一皿で、苦手な人にも食べやすいパテに仕上げ、グラハムパンとの相性も良い。厚みのある木製ボードに、深い赤の生ハムが、木目の温かみの中で一層鮮やかに映る。
チャイニーズチキンサラダ
Fummy's Grill 恵比寿のオープン当初からある看板メニュー。食感よく味わい深く、それでいて瑞々しさも兼ね備えた一皿。風合いのある飴色の広い丸皿が、盛られた白や緑を優しく受け止める。
ソフトシェルクラブのフリット
カオヤーピンの皮でパクチーと一緒に包み、北京ダックのように食べてもらう人気メニュー。自家製の甘タレとともに。波打つ縁が印象的な、ビストロ マットブラックに。香菜の緑が、あめ色のタレの上で引き立つ。
取材を終えて


柔らかで温かいライティングの中、終始物腰の柔らかい多田さんの人柄が印象に残る取材だった。お客様にもスタッフにも変わらず柔らかい態度で接する一方で、出来上がった一皿への視線は驚くほど真剣で、盛り付けについてスタッフに細かくアドバイスする場面も何度かあった。
実際にいただいた《マグロのペッパーソテー コチュ醬と焦がしバターソース》は、焦がしバターの香ばしさとマグロの旨みに、マッシュポテトの優しい甘さが重なる一皿。マグロとマッシュポテトという組み合わせを味わうのは初めてだったが、一口ごとに発見があるほどの相性の良さだった。他の料理も含めて、どれも記憶に残るおいしさだった。
1996年の開店以来、多くの人に愛され続けているのは、料理の味だけではなく、こうした細部への妥協のなさも、理由の一つなのかもしれない。
Message
「一度試しに使ってみて下さい。そこから必ずハマってしまい、良さもどんどん分かり、その時々やお客様に合わせて選ぶ楽しさが広がり、料理もより美しく見えると思います」
— Fummy's Grill 恵比寿 多田文彦さんより


