Our Good Neighbors #2
HARVESTの器を日々の営みの中で使ってくださっているお店を訪ね、その声を届ける連載。
ニューマルコ
密度の高い空間で、一体感とライブ感を
今回訪ねたのは ニューマルコ。日々の卸取引を通じてHARVESTの器を使ってくださっている、三軒茶屋の人気店。
三軒茶屋駅から徒歩4分、ビルの2階にあるカウンター11席の酒場。2017年の開店以来、クラフトビールや自然派のワインに合う、ジャンルにとらわれない料理を提供してきた。
「ジャンルレスな料理と密度の高い空間で、一体感やライブ感を楽しんでもらえたら嬉しい」―店長の斉藤智紀さんは、そう話してくれた。クラフトビールや自然派ワインに加え、自家製の漬け込み酒、焼酎、ジンまで、料理に寄り添うお酒がそろう。
実際に使ってみての感想を、斉藤さんに伺った。
「最初のリアクションは料理によるものですが、食べ進めていくうちに、お皿を褒めていただくことは非常に多いです」
使い勝手については、率直な声も聞かせてもらった。「耐久性は正直ピンキリな部分もあるかと思います。頑丈なものは、一年経ってもヒビが入りませんでした。食洗機に対応できるのも良いですが、ものによっては重ねづらさも感じます」
お店でいただいた料理と、器たち。
メニューと器
海老と帆立のアボカドタルタル
ニューマルコの看板料理。ごろっとカットした海老と帆立を半割りのアボカドに盛り、卵黄を添えて、とびっこ、イクラを贅沢にのせる。トリュフ塩の香りに、花穂紫蘇とディルの爽やかな香りが重なり、最後まで飽きさせない。海老と帆立、アボカド、卵黄、とびっことイクラ。食感も色も異なる素材が一皿に重なる、上品さとキャッチーさを併せ持つ、細部まで粋な一皿。使用した器:HARVEST KUTANI cloud nine クラウドナイン hakkaku L 九谷焼 皿
前菜5種盛り
その日の前菜を、好みを伺いながら1枚に盛り合わせる、もうひとつの名物。楽しいと美味しいを一皿にぎゅっと詰め込む。その日ごとに顔ぶれが変わる品々が、一枚の上に並ぶ。大皿のイメージだが、カウンター中心の店では、中皿寄りのサイズで盛ることが多いという。コンパクトで、安っぽく見えない余白が、盛り合わせの鮮やかさを引き立てる。使用した器:HARVEST Sabi フラットプレート 21cm
雲丹といくらのカルボナーラ
SNSで評判を呼んだ人気のパスタ。卵黄、ペコリーノ、グアンチャーレ、昆布のパウダーで仕立て、昆布水で重さを調整し、仕上げに雲丹といくらをたっぷりと。横巻きで提供するため、シンプルで潔いオーバルの皿がよく合う。厚みのある器は、重厚なカルボナーラにも負けない。使用した器:LA MOISSON ビストロ マットブラック オーバル ディーププレート
山形豚のローストポーク 炭火醤油ソース
季節ごとに部位やソース、付け合わせを変える定番のメイン。6時間じっくり火を入れた肉は、やわらかくジューシーに仕上がる。ソースやあしらいを添えるため、大皿で提供することが多く、皿の余白が付加価値を生む。
ほうじ茶バスクチーズケーキ
季節によって、アールグレイや抹茶、プレーンなど味を変えて提供している。ポーションが大きすぎないため、ちょうどよいサイズ感の皿が使いやすい。使用した器:COSTA NOVA PEARL パール ブレッドプレート
取材を終えて
ビルの2階の扉を開けると、隠れ家のような空間が広がっていた。カウンター11席の小さな店ならではの、密度の高い時間が流れている。
食事をしている間も、お客さんとスタッフがみんなで楽しそうに話している様子を目にした。とてもいい雰囲気で、斉藤さんが語ってくれた「一体感やライブ感」が、そのまま目の前にあった。
運ばれてくる料理は、どれも一口ごとに驚きがあり、食べ終えたあとの満足感も大きい。味はもちろん、一皿ごとの色彩や盛り付けまで美しく、目でも心でも楽しめた。その美しさは、料理に合わせて選ばれた器の余白があってこそ。
なかでも心に残ったのが、雲丹といくらのカルボナーラ。仕上げにたっぷりとのった雲丹といくらが印象的で、これまでいただいた雲丹のパスタの中でも群を抜く濃厚さだった。そこに卵のねっとり感も加わり、食べ応えのある、とびきり美味しい一皿。くるりと巻いて盛りつけられたパスタを受けるのは、マットブラックのオーバルディーププレート。厚みのある佇まいが、濃厚な味わいを堂々と支えていた。
さらに、幸水梨の自家製キムチのように、意外な組み合わせで新鮮な美味しさに出会えるのも、この店ならではの楽しみ。
この日はまだ食べきれなかった料理もある。筆者は近くに住んでいるので、再訪は間違いない。季節ごとに表情を変えるお店なので、まだ出会えていない料理を味わいながら、次はこの日見かけた光景のように、スタッフの皆さんと何気ない話もしてみたい。
こんな日に、訪れてほしい
仕事帰りに、軽く一杯から
平日は17時から。三軒茶屋駅から歩いて4分なので、帰り道に立ち寄りやすい。まずはクラフトビールか自然派ワインに、その日の前菜を盛り合わせた前菜5種盛りを。好みを聞きながら盛ってもらえるので、一日の終わりに食べたいものを、気負わず選べる。
週末は、早い時間からゆっくりと
土曜と日・祝は15時から。時間を気にせず、看板のアボカドタルタルから、山形豚のローストポーク、雲丹といくらのカルボナーラまで、料理を一品ずつ重ねていく過ごし方が合う。締めには、季節で味の変わるバスクチーズケーキを。
ひとりでも、気の合う人とでも
カウンター11席という近さが、この店の魅力。スタッフや隣り合ったお客さんとの会話も含めて、店の空気を楽しめる。自家製の漬け込み酒や焼酎、ジンも、会話のきっかけになる。
Message
「三軒茶屋に降り立った際は、ぜひ遊びに来てください。美味しい料理とお酒と愉快なスタッフが待っています。密度の高い店舗ならではの、スタッフや横のお客様とのおしゃべりも魅力のひとつです」
— ニューマルコ 斉藤智紀さんより
この記事に登場した器
HARVEST KUTANI cloud nine クラウドナイン hakkaku L 九谷焼 皿
¥2,530 (tax in)
HARVEST Sabi フラットプレート 21cm
¥3,080 (tax in)
HARVEST SOIL BW スタックトレイプレート 23cm ブラック&ホワイト
¥3,630 (tax in)
LA MOISSON ビストロ マットブラック オーバル ディーププレート
¥3,960 (tax in)
COSTA NOVA PEARL パール ブレッドプレート
¥1,980 (tax in)











